ノーマルiPhoneのスクリーンショットをMaxサイズにsipsコマンドで纏めて拡大する
2021/01/12
iOSアプリの申請には大きいサイズのスクリーンショットが必要になっています。今なら、iPhoneの6.5インチと5.5インチ、iPadの12.9インチの3種類が最低限必要です。
通常サイズの端末をご愛用の方で、シミュレータでは撮影できない場合には拡大して済ませたくなると思います。そういった時にコマンドで拡大できると便利です。
目次
iPhone 11 (5.8 inch) => iPhone 11 Pro Max (6.5 inch) のサイズに拡大
iPhone 11で撮影したスクショを纏めたフォルダにコマンドで移動してから以下を実行するとアルファチャネルが除去されてMaxサイズに拡大されます。
sips -z 2688 1242 *.png
sips -s format bmp *.png --out ./
sips -s format png *.bmp --out ./
rm *.bmp
上の行の拡張子の大文字小文字はご自身の環境に合わせて正しく設定して下さい。アルファチャネルを除去するために一旦ビットマップに変換しています。
iPhone 8 (4.7 inch) => iPhone 8 Plus (5.5 inch) のサイズに拡大
高さを変えるとPlusサイズに拡大できます。
sips -z 2208 1242 *.png
iPad => iPad Pro (12.9 inch) のサイズに拡大
sips -z 2732 2048 *.png